グラデーションは「色をどの方向に補間するか」で決まる
直線・放射・円錐の3系統と、その繰り返し版の計4種類。考え方は共通で、軸とカラーストップを置くと、その間はブラウザが自動でなめらかに埋める。
linear-gradient(直線)
・軸は一本の直線
・方向を決めて、軸に沿って色が変化
・方向指定は右へ/下へ/角度などで表現
・カラーストップで「どの位置でどの色」を置く
・イメージは定規の上に色を並べ、端から端へグラデーション
・使いどころは帯状の背景、ボタン、ヒーローエリア
radial-gradient(放射)
・中心から外へ向かって色が広がる
・形は円か楕円を選べる
・中心位置をずらしてハイライト感を作れる
・イメージは水面の波紋に色がついて外へ広がる感じ
・使いどころは円形のハイライト、カードの光だまり
conic-gradient(円錐)
・中心を軸に角度方向へ色が回る
・開始角度を決めて、扇形のように色が切り替わる
・イメージはホールケーキをぐるっと塗り分ける
・使いどころは円グラフ風の表現、ダイヤル、色相環
repeating-◯◯-gradient(繰り返し)
・上の3種を一定範囲で繰り返す版
・指定した最後のストップまでが「タイルの1単位」になり連続する
・イメージはストライプや市松模様をタイル状に敷き詰める
・使いどころはストライプ背景、等間隔のパターン
共通ルール(ここだけ押さえれば迷わない)
・カラーストップは位置と色を並べるだけ(途中は自動補間)
・透明度つきの色も可。重ねると色が混ざる
・背景は複数レイヤーを重ねられる。カンマで並べると上から順に積層
・方向や形が違っても本質は同じ。軸を決め、ストップを置く
使い分けの目安
・直線は面積の広い帯やボタンの深み
・放射は光源やスポット感
・円錐は角度の情報や円形の装飾
・繰り返しは規則的な模様
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