ChatGPT、 使ってますか?
近年、AI技術の進化は目覚ましく、その中でもChatGPTは無料でも使えるAIツールとして、かなりの注目を集めています。
とは言っても多くの方が、「少し触ってみた」程度で、実務での使い方がいまいちよくわからず、結局は使っていないということが多いのではないでしょうか。
今回は、チャットGPTをビジネスでもプライベートでも気軽に活用できる具体的な方法と、そのメリットについて説明してみたいと思います。
チャットGPTは、アメリカのOpenAI社が開発したAIチャットサービスで、まるで人間が対話をするように自然なやり取りで文章などを生成することができるツールです。
膨大なテキストデータを学習しており、幅広い内容に対して多角的な視点から回答してくれます。
ここでは、ブラウザ版ChatGPTの始め方を簡単に紹介しますね。(スマホアプリもあります)
たったそれだけで使えるようになります。
使い方もめちゃくちゃ簡単で、画面の下の方にある文字入力部分に文章を入れるだけ。
無料版と有料版がありますが、ゴリゴリに使いまくるのでなければ無料版でも全然問題ありませんし、しつこく有料版への誘導をしてくることもありません。
今回は、ビジネス用途を中心にご紹介していきたいと思います。
壁打ちやブレストにめちゃくちゃ最適です。
新しいプロジェクトやキャンペーンのアイデアが必要なとき、
イベントの企画を立てる時、
チャットGPTを使ってアイデア出しを行うことができます。
膨大なデータを持っているだけあって、
「思いつかなかったけどそれアリだよね!」
と思えるような提案が出て来たり、新しい発想が生まれたりすることも多いです。
例えば、キャンペーンのアイデアを出したい時、
すると5~10秒くらいでこのような内容が表示されました。
すごくないですか?
まぁ、正直、この質問に関しては
「デスヨネー」感のある回答内容ではあるのですが、
「あぁ、そういえば、この角度からのアプローチはしてなかったよね」
みたいなアイデアが提供されたりすることも多いです。
他にも、
チラシやPOPやホームページのキャッチコピーとか、
求人広告に載せる文章のアイデアとか
定年退職する人への送別会やプレゼントのアイデアとか、
結構何でも使えますので1度試してみてください。
これはマジですごいです。
って聞いたら詳細な答えが返ってきました。
詳しい説明が記載されたのでその通りにやってみたのですが上手くいかなかったので、どのような現象でうまくいかないのかを何度も伝えて修正を重ねました。
また、表示の面で細かい調整も繰り返しました。
そして、最終的にメールをスプレッドシートに転記するマクロ(GAS)を自分で実装できました。
私は完全な初心者ではなく、独学で少しだけVBAをかじったことがある程度でしたが、コレ完全な初心者でも簡単なプログラムだったら組めるんじゃないかなあ。
これもめちゃくちゃ活用できます。(大事なことなので2回言いました)
何かの依頼とか、言いだしにくい催促のメールとか、
定型文ではなく、きちんと配慮した内容の文章を書きたい時、
でもちょっと書きにくい、何と言って伝えたらいいのか迷うような文章を書きたいときに使うと、
あっという間にいい感じの文章を書き上げてくれます。
これは、ビジネスだけではなくプライベートでも結構有用で、私自身、これでめちゃくちゃ助かったケースがありました。
私の父が亡くなった際、30年以上交流のなかった叔父にお礼の手紙を送る必要が出てきてしまったのですが、その手紙の草案をチャット GTP に書いてもらったということがありました。
そもそも、どのような文章を書いたらいいのかもわからず、ネット上にある例文などを見ても同じような状況があるわけではないので頭を抱えていたのですが、
ChatGPTに以下のようなプロンプト(命令文)を入力すると、ほんの少し手直しするだけでそのまま送れるレベルの文章が出来上がってきました。
出て来た文章は掲載しませんが、ほぼカンペキな内容で、
少し言い回しを変え、こちらの近況を追加するくらいで済みました。
これは本当に助かりました。
と思ってしまうのですが、
そうはうまくイカの塩辛、いえ、なかなかうまくいかないのです。
と言うのも、
AIはめちゃくちゃ優秀なのですが、
実は文章の内容を理解して組み立てているわけではなく、集めたデータを精査して、事前にインプットされている様々なルールに従って組み立て直して出力しているだけなんです。
なので、ブログ文を書く旨のプロンプトを入れたとしても、実際に出力されたものを見たときに、
「ん?」
「違う、違うそうじゃない」
と思うことが多いです。
特に、ブログなどは長文になりますので、
文章の流れであったり、整合性であったり、セクションごとの結論を踏まえた全体の結論などの構成が必要なのですが、どうしてもそのあたりの組み立てがうまくできないのです。
それに、出てくる内容もどこかで聞きかじったような、浅い知識を薄っぺらく披露している感じとでも言いましょうか、どうしても「イマイチ」なものしか出てこないのです。
少し話が逸れるのですが、画像生成AIの例を見ていただくと分かりやすいかもしれません。
私はAdobeの画像生成AI 「Adobe Firefly」でイラストを出力することがあります。
このブログの1番最初に表示させるイラストも、いくつかは画像生成AIで作ったものです。(この投稿の最初の画像もそうです)
でも、画像生成、AIって、なかなか思ったものが出てこないんですよね。
例えば、この画像。
プロンプト(命令文)は
「カジュアルな画風 色はベージュと差し色は紺 ビジネス向け 中央にショップ店員の女性の立ち姿 背景はシンプルなお店の周辺地図 線は少なめでシンプルに」
です。
まあ、それらしいと言えばそれらしいですが、
ちょっと「???」となる部分がたくさんありますよね。
特に背景を見てください。
「このもにゃもにゃは何?」
ってなりませんか?
これは、AIが「周辺地図」というものを正しく理解しているわけではなく、マップ、地図などのタイトルが付けられた画像がこのような傾向であると分析し、それを表面的に再現しただけだからこうなってしまうのだろうと思います。
文章でも同じです。
人間が文章を考えるときには、文章の意味を考え、全体の整合性を考えます。
けれど、AI は1つ目の文章と2つ目の文章の内容に矛盾があったとしてもそれに気づくことはできません。
なぜなら意味を理解していないからです。
膨大なデータベースの中から文法や文脈のルールに沿ってそれらしい文章を抽出して組み立てているだけなので、そもそもの内容が毒にも薬にもならないような薄っぺらい情報を羅列しただけのものだったり、文章同士の関連性やつながり、全体的な整合性が取れていないような文章になっていたりして、ぶっちゃけ、そのままでは使い物にならないのです。
「それならもっとプロンプトを研究して…」と思うかもしれませんが、
どんなにがんばってもChatGPTが書いた文章を自分で読み直し、間違い探しをしながら修正する必要が生じるのと、やはり発信は自分で書くから意味があるとも言えるので、
いろいろ試してはいるのですが、今のところはテーマのアイデア出しのために使うにとどまっています。
それでも、大昔(と言っても、10年位前?)、コンテンツSEO全盛期にSEOのためにブログを頑張ったことがある身としては、アイデアを出してもらえるだけでも脳のリソースを半分ぐらい節約しているような気持ちなので、私としては「使える」と思っていますし、同意してくださる方はたくさんおられると思います。
それは、ChatGPTが表示してきた文章が、正しいとは限らないということです。
ChatGPTの学習元はインターネット上に公開されている大量のテキストデータであると公表されています。
具体的には、ウェブページ、書籍、ニュース記事、雑誌、論文、ウィキペディアなど、さまざまな種類のテキストデータが含まれているとのことです。
つまり、正確な情報はもちろん、個人の思想やインターネット上に流布されているガセネタもすべて、学習の材料になっているということですし、細かい指示は無視する傾向もあるようです。
AIは、文章を理解しているわけではないので、正誤や真偽を判断する力もありません。
ですので、ChatGPTの言うことを真に受ける事はしないようにくれぐれも注意してください。
(厳密には学習先を限定させたりできますが、ここでは割愛します。)
とはいえ、定型文や定型業務を扱うときには本当に便利で使いやすいツールです。
業務の時短にもつながる可能性も高いので、まだ1度も使ったことがないと言う方は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
近年、AI技術の進化は目覚ましく、その中でもChatGPTは無料でも使えるAIツールとして、かなりの注目を集めています。
とは言っても多くの方が、「少し触ってみた」程度で、実務での使い方がいまいちよくわからず、結局は使っていないということが多いのではないでしょうか。
今回は、チャットGPTをビジネスでもプライベートでも気軽に活用できる具体的な方法と、そのメリットについて説明してみたいと思います。
ChatGPT(チャットジーピーティー)とは?
ChatGPT のおススメ活用方法3選
1.アイデアを出すときの壁打ち相手
2.エクセルやスプレッドシートの関数やマクロを作ってもらう
3.メールやメッセージ、手紙の作成
ChatGPTでブログやSNSの原稿を作成できるのか
ChatGPTを使う際の注意点
ChatGPT のおススメ活用方法3選
1.アイデアを出すときの壁打ち相手
2.エクセルやスプレッドシートの関数やマクロを作ってもらう
3.メールやメッセージ、手紙の作成
ChatGPTでブログやSNSの原稿を作成できるのか
ChatGPTを使う際の注意点
ChatGPT(チャットジーピーティー)とは?
まず、チャットGPTとは何か、ということを簡単に説明しますね。チャットGPTは、アメリカのOpenAI社が開発したAIチャットサービスで、まるで人間が対話をするように自然なやり取りで文章などを生成することができるツールです。
膨大なテキストデータを学習しており、幅広い内容に対して多角的な視点から回答してくれます。
ChatGPT の始め方
ChatGPT を始めるのは とても簡単です。ここでは、ブラウザ版ChatGPTの始め方を簡単に紹介しますね。(スマホアプリもあります)
①ChatGPT公式サイトを開きます。
②画面上の【Sign up】をクリックして、メールアドレスやパスワードを入力します。(Google アカウントなどを利用してのログインも可能です)
③登録したメールアドレス宛に認証用のメールが送信されるので確認します。
④メール内のリンクをクリックすると個人情報の入力画面が表示されます。その後、登録した携帯電話番号宛てに届いた認証コードを入力してください。
②画面上の【Sign up】をクリックして、メールアドレスやパスワードを入力します。(Google アカウントなどを利用してのログインも可能です)
③登録したメールアドレス宛に認証用のメールが送信されるので確認します。
④メール内のリンクをクリックすると個人情報の入力画面が表示されます。その後、登録した携帯電話番号宛てに届いた認証コードを入力してください。
たったそれだけで使えるようになります。
使い方もめちゃくちゃ簡単で、画面の下の方にある文字入力部分に文章を入れるだけ。
無料版と有料版がありますが、ゴリゴリに使いまくるのでなければ無料版でも全然問題ありませんし、しつこく有料版への誘導をしてくることもありません。
ChatGPT のおススメ活用方法3選
プライベートでもビジネスの実務でもChatGPT が活用できるシーンは結構色々とあります。今回は、ビジネス用途を中心にご紹介していきたいと思います。
1.アイデアを出すときの壁打ち相手
ChatGPTの1番の活用法は、何といってもアイデア出しのサポートではないかと思います。壁打ちやブレストにめちゃくちゃ最適です。
新しいプロジェクトやキャンペーンのアイデアが必要なとき、
イベントの企画を立てる時、
チャットGPTを使ってアイデア出しを行うことができます。
膨大なデータを持っているだけあって、
「思いつかなかったけどそれアリだよね!」
と思えるような提案が出て来たり、新しい発想が生まれたりすることも多いです。
例えば、キャンペーンのアイデアを出したい時、
あなたはウェブ制作会社です。以下の条件に従ってサービスの購入者を増やすためのキャンペーンのアイデアを10個考えてください
#条件
ターゲットは中小企業・個人事業主
多くの人にアプローチするための施策
インターネットを使うキャンペーン
有料広告は使わない
#販売するサービス内容
WEBサイト制作(ホームページ・ランディングページ)
#条件
ターゲットは中小企業・個人事業主
多くの人にアプローチするための施策
インターネットを使うキャンペーン
有料広告は使わない
#販売するサービス内容
WEBサイト制作(ホームページ・ランディングページ)
すると5~10秒くらいでこのような内容が表示されました。
キャンペーンアイデア
1. 無料ウェビナーの開催
- WEBサイト制作の基礎や、効果的なランディングページの作り方についてのウェビナーを開催。参加者に実際の制作事例や成功事例を紹介し、サービスの魅力を伝える。
2. 無料eBookの提供
- 「中小企業のためのWEBサイト制作ガイド」などのテーマで無料のeBookを作成し、ダウンロードしてもらうことでリードを獲得する。
3. 成功事例のブログシリーズ
- 自社の成功事例をブログでシリーズ化し、具体的な結果や顧客の声を紹介。SEOを意識してキーワードを配置し、多くの読者にアプローチする。
4. 無料診断サービス
- 現在のWEBサイトの無料診断サービスを提供し、改善点をレポートとして提出。その後、改善のための具体的な提案を行う。
5. メールマーケティングキャンペーン
- ニュースレターを通じて、WEBサイト制作に関するヒントやトレンド情報を定期的に配信。登録者には特別オファーや割引クーポンを提供する。
6. SNSキャンペーン
- FacebookやLinkedInで「無料コンサルティングセッション」のプレゼントキャンペーンを実施。参加条件として、投稿をシェアやいいねをすることを求める。
7. お客様の声動画の制作と配信
- 満足度の高い顧客にインタビューし、その動画をSNSや自社サイトで配信。実際の顧客の声を通じて信頼性を高める。
8. コンテストの開催
- 「ベストランディングページデザインコンテスト」を開催し、優秀な応募者には無料制作サービスを提供。参加者には特別オファーを案内。
9. クライアント紹介プログラム
- 現在のクライアントに新しい顧客を紹介してもらうと、割引や特典を提供するプログラムを導入。
10. 無料オンラインワークショップ
- WEBサイトの制作や改善に関する具体的な技術を教えるオンラインワークショップを定期的に開催。参加者には実践的なアドバイスを提供し、その後の制作依頼を促進する。
---------------------
これらのアイデアを組み合わせて実施することで、多くの中小企業や個人事業主にアプローチし、WEBサイト制作サービスの購入者を増やすことができます。
1. 無料ウェビナーの開催
- WEBサイト制作の基礎や、効果的なランディングページの作り方についてのウェビナーを開催。参加者に実際の制作事例や成功事例を紹介し、サービスの魅力を伝える。
2. 無料eBookの提供
- 「中小企業のためのWEBサイト制作ガイド」などのテーマで無料のeBookを作成し、ダウンロードしてもらうことでリードを獲得する。
3. 成功事例のブログシリーズ
- 自社の成功事例をブログでシリーズ化し、具体的な結果や顧客の声を紹介。SEOを意識してキーワードを配置し、多くの読者にアプローチする。
4. 無料診断サービス
- 現在のWEBサイトの無料診断サービスを提供し、改善点をレポートとして提出。その後、改善のための具体的な提案を行う。
5. メールマーケティングキャンペーン
- ニュースレターを通じて、WEBサイト制作に関するヒントやトレンド情報を定期的に配信。登録者には特別オファーや割引クーポンを提供する。
6. SNSキャンペーン
- FacebookやLinkedInで「無料コンサルティングセッション」のプレゼントキャンペーンを実施。参加条件として、投稿をシェアやいいねをすることを求める。
7. お客様の声動画の制作と配信
- 満足度の高い顧客にインタビューし、その動画をSNSや自社サイトで配信。実際の顧客の声を通じて信頼性を高める。
8. コンテストの開催
- 「ベストランディングページデザインコンテスト」を開催し、優秀な応募者には無料制作サービスを提供。参加者には特別オファーを案内。
9. クライアント紹介プログラム
- 現在のクライアントに新しい顧客を紹介してもらうと、割引や特典を提供するプログラムを導入。
10. 無料オンラインワークショップ
- WEBサイトの制作や改善に関する具体的な技術を教えるオンラインワークショップを定期的に開催。参加者には実践的なアドバイスを提供し、その後の制作依頼を促進する。
---------------------
これらのアイデアを組み合わせて実施することで、多くの中小企業や個人事業主にアプローチし、WEBサイト制作サービスの購入者を増やすことができます。
すごくないですか?
まぁ、正直、この質問に関しては
「デスヨネー」感のある回答内容ではあるのですが、
「あぁ、そういえば、この角度からのアプローチはしてなかったよね」
みたいなアイデアが提供されたりすることも多いです。
他にも、
チラシやPOPやホームページのキャッチコピーとか、
求人広告に載せる文章のアイデアとか
定年退職する人への送別会やプレゼントのアイデアとか、
結構何でも使えますので1度試してみてください。
2.エクセルやスプレッドシートの関数やマクロを作ってもらう
これはマジですごいです。
以下の流れを実現するには、どのような方法があるか、初心者にもわかるように教えてください。
①Gmailに、特定の文字列が入った件名のメールが届いたら、特定のスプレッドシートに転記する。
①Gmailに、特定の文字列が入った件名のメールが届いたら、特定のスプレッドシートに転記する。
って聞いたら詳細な答えが返ってきました。
詳しい説明が記載されたのでその通りにやってみたのですが上手くいかなかったので、どのような現象でうまくいかないのかを何度も伝えて修正を重ねました。
また、表示の面で細かい調整も繰り返しました。
そして、最終的にメールをスプレッドシートに転記するマクロ(GAS)を自分で実装できました。
私は完全な初心者ではなく、独学で少しだけVBAをかじったことがある程度でしたが、コレ完全な初心者でも簡単なプログラムだったら組めるんじゃないかなあ。
3.メールやメッセージ、手紙の作成
毎日の業務で頻繁に送る依頼メールやお礼メールの作成にチャットGPTを活用できます。これもめちゃくちゃ活用できます。(大事なことなので2回言いました)
何かの依頼とか、言いだしにくい催促のメールとか、
定型文ではなく、きちんと配慮した内容の文章を書きたい時、
でもちょっと書きにくい、何と言って伝えたらいいのか迷うような文章を書きたいときに使うと、
あっという間にいい感じの文章を書き上げてくれます。
これは、ビジネスだけではなくプライベートでも結構有用で、私自身、これでめちゃくちゃ助かったケースがありました。
私の父が亡くなった際、30年以上交流のなかった叔父にお礼の手紙を送る必要が出てきてしまったのですが、その手紙の草案をチャット GTP に書いてもらったということがありました。
そもそも、どのような文章を書いたらいいのかもわからず、ネット上にある例文などを見ても同じような状況があるわけではないので頭を抱えていたのですが、
ChatGPTに以下のようなプロンプト(命令文)を入力すると、ほんの少し手直しするだけでそのまま送れるレベルの文章が出来上がってきました。
疎遠だった父が亡くなりました。伯父である父の兄は30年以上交流がなかったにもかかわらず大変親身になってくれました。また相続する土地に関して必要だった手続きに関しても丁寧に対応してくれました。
それらへの感謝を述べるとともに、伯父と伯父の家族、父の姉である伯母への健康を気づかう内容でお礼の文面を考えてください。
それらへの感謝を述べるとともに、伯父と伯父の家族、父の姉である伯母への健康を気づかう内容でお礼の文面を考えてください。
出て来た文章は掲載しませんが、ほぼカンペキな内容で、
少し言い回しを変え、こちらの近況を追加するくらいで済みました。
これは本当に助かりました。
ChatGPTでブログやSNSの原稿を作成できるのか
「そんなに一瞬で文章が作れるのであれば、ブログの文章やSNSの投稿を作ったらよいのでは?それなら毎日投稿も簡単にできるよね?」と思ってしまうのですが、
そうはうまくイカの塩辛、いえ、なかなかうまくいかないのです。
と言うのも、
AIはめちゃくちゃ優秀なのですが、
実は文章の内容を理解して組み立てているわけではなく、集めたデータを精査して、事前にインプットされている様々なルールに従って組み立て直して出力しているだけなんです。
なので、ブログ文を書く旨のプロンプトを入れたとしても、実際に出力されたものを見たときに、
「ん?」
「違う、違うそうじゃない」
と思うことが多いです。
特に、ブログなどは長文になりますので、
文章の流れであったり、整合性であったり、セクションごとの結論を踏まえた全体の結論などの構成が必要なのですが、どうしてもそのあたりの組み立てがうまくできないのです。
それに、出てくる内容もどこかで聞きかじったような、浅い知識を薄っぺらく披露している感じとでも言いましょうか、どうしても「イマイチ」なものしか出てこないのです。
イマイチな文章しか出てこない理由
その理由の大きな部分が、前述したようにAIが「理解」をしているわけではなく、インターネットなどの膨大な「学習元」から広く情報を集めて、それらしいものを組み立てているだけだというところがあると思います。少し話が逸れるのですが、画像生成AIの例を見ていただくと分かりやすいかもしれません。
私はAdobeの画像生成AI 「Adobe Firefly」でイラストを出力することがあります。
このブログの1番最初に表示させるイラストも、いくつかは画像生成AIで作ったものです。(この投稿の最初の画像もそうです)
でも、画像生成、AIって、なかなか思ったものが出てこないんですよね。
例えば、この画像。
プロンプト(命令文)は
「カジュアルな画風 色はベージュと差し色は紺 ビジネス向け 中央にショップ店員の女性の立ち姿 背景はシンプルなお店の周辺地図 線は少なめでシンプルに」
です。
まあ、それらしいと言えばそれらしいですが、
ちょっと「???」となる部分がたくさんありますよね。
特に背景を見てください。
「このもにゃもにゃは何?」
ってなりませんか?
これは、AIが「周辺地図」というものを正しく理解しているわけではなく、マップ、地図などのタイトルが付けられた画像がこのような傾向であると分析し、それを表面的に再現しただけだからこうなってしまうのだろうと思います。
文章でも同じです。
人間が文章を考えるときには、文章の意味を考え、全体の整合性を考えます。
けれど、AI は1つ目の文章と2つ目の文章の内容に矛盾があったとしてもそれに気づくことはできません。
なぜなら意味を理解していないからです。
膨大なデータベースの中から文法や文脈のルールに沿ってそれらしい文章を抽出して組み立てているだけなので、そもそもの内容が毒にも薬にもならないような薄っぺらい情報を羅列しただけのものだったり、文章同士の関連性やつながり、全体的な整合性が取れていないような文章になっていたりして、ぶっちゃけ、そのままでは使い物にならないのです。
「それならもっとプロンプトを研究して…」と思うかもしれませんが、
どんなにがんばってもChatGPTが書いた文章を自分で読み直し、間違い探しをしながら修正する必要が生じるのと、やはり発信は自分で書くから意味があるとも言えるので、
いろいろ試してはいるのですが、今のところはテーマのアイデア出しのために使うにとどまっています。
それでも、大昔(と言っても、10年位前?)、コンテンツSEO全盛期にSEOのためにブログを頑張ったことがある身としては、アイデアを出してもらえるだけでも脳のリソースを半分ぐらい節約しているような気持ちなので、私としては「使える」と思っていますし、同意してくださる方はたくさんおられると思います。
ChatGPTを使う際の注意点
ChatGPTを使う際にとても気をつけなければいけないことが1つあります。それは、ChatGPTが表示してきた文章が、正しいとは限らないということです。
ChatGPTの学習元はインターネット上に公開されている大量のテキストデータであると公表されています。
具体的には、ウェブページ、書籍、ニュース記事、雑誌、論文、ウィキペディアなど、さまざまな種類のテキストデータが含まれているとのことです。
つまり、正確な情報はもちろん、個人の思想やインターネット上に流布されているガセネタもすべて、学習の材料になっているということですし、細かい指示は無視する傾向もあるようです。
AIは、文章を理解しているわけではないので、正誤や真偽を判断する力もありません。
ですので、ChatGPTの言うことを真に受ける事はしないようにくれぐれも注意してください。
(厳密には学習先を限定させたりできますが、ここでは割愛します。)
とはいえ、定型文や定型業務を扱うときには本当に便利で使いやすいツールです。
業務の時短にもつながる可能性も高いので、まだ1度も使ったことがないと言う方は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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