大切なあなたへ。
ネット集客は愛ですを信じて地道に伝えている、神戸のホームページ制作 まねきねこ企画のナンバユキコです。
今回は、酒販店さんからいただいたホームページ見直しのご相談についてレポートします。
ご相談の背景
ご相談くださったのは、
日本酒とワイン、食品を扱う地域の酒販店さん。
ホームページは2010年代半ばに制作されたもので、
その後は商品の更新のみで運用を続けてこられたそうです。。
InstagramとFacebookも運用されていますが、
ページと個人アカウントの使い分けが難しく、
反応の違いにも迷いがあるとのこと。
店舗の改装や補助金のタイミングに合わせて、
ホームページと紙のパンフレットを見直したいというご相談です。
いちばんの課題は信頼と見やすさ
まず指摘したのは、SSL化とスマホ対応の不足でした。
どちらも今のウェブでは最低限の信頼条件と言える部分です。
SSL対応がされていないと閲覧者の離脱につながりますし、
安全ではないサイトで買い物をしようと思う人もいないでしょう。
スマホ非対応のサイトは操作しづらく、
ページを読む前に離れてしまう原因にもなります。
入口で信頼を落としてしまってはもったいないため、
この二点を最優先課題であるとお伝えしました。
SSL化とレスポンシブ対応で信頼を取り戻す
最初に取り組むべきはSSL化です。
URLのところに
「保護されていない通信」
と表示されている状態だったのですが、
ご自身では気づいておられませんでした。
SSLは通信を安全に保つための基本設定で、
作業自体はそれほど大掛かりではありません。
数万円ほどで対応できるケースが多く、
SSL化だけを行うのであれば
フルリニューアルほどの費用は掛かりません。
この対応だけでも、保護されていない通信という表示は消え、
閲覧者の不安を減らせます。
次にスマホ対応。ここまで手を入れるなら、
サイト全体を作り直すフルリニューアルが必要になります。
現在のホームページは、
カート機能とCMSが一体になった独自の仕組みのため、
ページデザインだけを差し替える部分的な対応は難しい構造です。
その場合、リニューアルには大きく二つの方向があります。
ひとつは、
現行カートのCMS内でリニューアルする方法。
顧客データや定期購入を引き継ぎやすく、
移行の手間が少ないやり方です。
デザインや機能の自由度はシステムの仕様によって異なるため、
どこまで対応可能かを管理会社に確認しておくことをおすすめしました。
もうひとつはWordPressと別カートに移行する方法。
表現や運用の自由度が高く、長期的に自社で管理しやすい形にできます。
一方で、現システム会社がデータやドメインを管理している場合、
移行の見積が割高になるケースもあるため、
単純な高い安いではなく、
契約条件や今後の運用面も含めて比較することが大切です。
この二案で相見積を取り、費用と仕組み、
保守の範囲を整理して検討するようお伝えしました。
単発費よりこれから払い続ける費用を見る
リニューアルの相談では、どうしても初期費用に目が行きがちです。
けれど、実際に効いてくるのはこれから払い続けるコスト。
サーバー費、
ドメイン費、
カート利用料、
決済手数料、
保守や更新代行の月額費など、
すべてを一覧にしておくと、
1年、3年、5年といったスパンで総額が見えてきます。
相見積を取るのは安いところを探すためではなく、
費用の中身と流れを見える化するため。
そこまで整理しておくと、後の判断がぶれずに済みます。
SNSは写真の見せ方を整えるだけで変わる
SNSについても少しお話ししました。
背景に情報が多い写真は、
主役のボトルが埋もれてしまうことがあります。
できるだけシンプルな構図で撮り、
1枚目で何を伝えたいのかが分かる写真にするのがおすすめです。
文章は長くせず、
品名や特徴、
入荷のタイミングなどを軽く添えるくらいがちょうどいいバランスであることなどをお伝えしました。
Facebookページは既存のお客さまとのつながりづくり、
Instagramは新しいお客さまとの出会いのきっかけに。
それぞれの役割を整理することで、無理のない発信が続けられます。
まとめ
今回のご相談で大切だったのは、
SSL化とスマホ対応を軸に、
安心して見てもらえる環境を整えること。
古い構造を部分的に直すよりも、
いったん整理して作り直すほうが安全で、
長く使えます。
そのうえで、現行システムの仕様を確認し、
現CMS内でリニューアルするか、
WordPressへ移行するかを相見積で比較。
さらに、
初期費用よりもこれからの支払いを見通して判断すること。
特別なことをしなくても、
きちんと整った姿を見せることが、
お店への信頼をじわりと育てていくのではないでしょうか。







