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【ご相談】SNSでいいねがついても売上につながらない【診断レポート】

【ご相談】SNSでいいねがついても売上につながらない【診断レポート】

[カテゴリ] サポート・コンサルティング事例
[更新日] 2021/2/2

ご相談者様情報

ご相談者株式会社オオツキ

ウェブサイト
USIMO(今回ご相談いただいたホームページ)
株式会社オオツキ


公式ホームページ(ワークショップオオツキ)
ワークショップオオツキ


お使いのSNS
LINE公式アカウント
Instagram
facebook

業種・お仕事内容
作業服の小売店 畜産関係の資材販売

 困っていること・相談したいこと
usimo.jp usimoの冬の商品の売り上げが伸び悩んでいる。 必要とされてる農家さんの元に情報を届けたい。 検索してヒットしてないのでは? 商品は良いのに伸び悩み リピーターが多い 私は何をすれば良いのでしょうか。

いちばん売りたいサービス・商品とその理由
仔牛を寒さから守るぬっくモーる

 
今まで、基本的にリアルでの営業で商品が売れていたのですが、この度のコロナ禍で営業に回ることもできなくなり、手探りでやってきてるインスタとFacebook、ホームページからもっと引き合いが出ないかということでお声かけをいただきました。
 

SNSでいいねがついてもなかなか購入につながらない理由

オオツキさんは、ご自分なりにとご謙遜されていますがSNSを積極的に運営され、フォロワーさんの数も少なくありません。
そこからの注文が全くないわけではないけれど、期待するような売上にはつながっていないとのことでした。
 

この商品はどこで買ったらいいの?

考えられる一番大きな理由は、「SNSから商品ページや問い合わせへの誘導経路がない」ことです。
 
FacebookやInstagramをみたお客様が
 
お客様
これ、いいな~と思ったけど、商品の詳細が分からないな
お客様
どこに問い合わせたらいいのかもわからないし。あきらめよう。

とお客様を逃している可能性が高いということ。
そこですぐにでもできることだということで、まずは各投稿にお問い合わせ先を明記されました。
各SNSのビジネスアカウントには、直接お問い合わせや購入のボタンをつけることも可能ですから、この先にはそれらの活用もお考えになってはどうかと思います。
 
しかし、SNSに掲載できる商品情報には限りがありますので、やはり今後は商品紹介がしっかりと掲載されているホームページに誘導し、購買につながる経路を作っていただくことが大切だと思います。
 

自分のお客様のところに情報が届いているか

SNSのフォロワーさんの多くは、義理でフォローをしたのでなければそのアカウントに興味・関心がある人たちのはず…ですが、本当にそうでしょうか。
 
Facebookの方は、実は今回診断させていただいた「USIMO」の「ぬっくモーる」という商品に関心がある人だけではなく、実店舗のある「ワークショップオオツキ」のアカウントでした。
 
もちろん、農作業に必要な衣類や道具も置いてあるので、その中には酪農家さんもおられるでしょうが、全く関係のない業種の方も少なくないと考えられます。
その方たちが何百回「いいね」を押してくれたとしても、永久に「ぬっくモーる」の購買にはつながりません。

そのような理由から、Facebookページに関しては、今後将来的に「USIMO」についてのビジネスアカウントを新設されるのも一つではないかと思います。
 
また、インスタグラムはフォロワーさんだけではなく新規のユーザーさんにも訴求できるチャンスがありますが、それはハッシュタグのつけ方に大きく左右されるということで、インスタグラムのハッシュタグのつけ方のコツを、実際のインスタグラムのページを見ながらお伝えさせていただきました。
 

ちゃんとして見えるのにちゃんと機能していないホームページの特徴

今回ご相談いただいたホームページには「全く効果が出ない」「問い合わせや注文が来ない」というお悩みを持つホームページにありがちな大きな特徴がありました。

すべて画像になっていてテキスト情報が少ない

ホームページを拝見したところ、基本的に画像で構成されたホームページになっていました。
 
ホームページの構成要素として、テキストデータ(選択すると反転し、コピーができる、文字としての情報)と画像データ(文字などが入っていても画像・写真で、文字としての情報がないもの)があります。
「USIMO」のホームページは、見た目としては普通のホームページですし、商品情報なども入ってはいますが、ホームページを表示させるための「HTML」という、ホームページを表示させるためのプログラムの内容としては、写真が並んでいるだけで、テキストでは商品についての情報がほとんどないページになっています。
 

テキスト情報が入っていないとダメな理由

情報が画像で入っていようがテキストで入っていようが、見る人には影響がないんじゃないの?と思うかもしれません。
しかし、これは実は大問題なのです。
 
ホームページを訪れる入り口として、誰もが使う「検索エンジン」は、「クローラー」と呼ばれるインターネットから自動的に情報やデータを取得するプログラムによって、
 
クローラー
このホームページにはどうやらこんな情報が書いてある
クローラー
このホームページは●●についての情報が多いから詳しく専門的だと思われる
クローラー
このホームページはちゃんとスマホでも見やすく表示されるから見る人にとっていいホームページだ
という風にラベルを付けられて、整理されています。
 
 
私たちがGoogleやYahooで検索をしたときに、すぐに適切な検索結果…知りたいと思っている情報が載っているホームページが出てくるのは、その膨大な量のラベルの中から、よりその検索結果に近く、良いホームページだろうと判断されるものが表示されているからなのです。
 
そして、検索エンジンが「こんな情報が載っているな」と判断材料にしているのは、ホームページの中にあるテキスト情報。
画像はあくまで画像であり写真としか判断されません。
残念ながらクローラーは、写真の内容までは判断してくれないんです。
ですから、ホームページには必ずテキストの形で情報が入っていないと、
 
クローラー
なんだ、ここのホームページは情報が少ないな。
見に来る人にとって価値のある情報はあまり載っていなさそうだ
 
と判断されてしまい、
検索順位が低くなるのでお客様に検索で見つけてもらえない状態になってしまっているということなのです。
 

検索結果表示されやすくするにはどうすればいいの?

では、検索結果に表示されやすくするにはどうしたらいいのでしょう。
 
まず、最低限しなくてはいけないことは、商品についての情報をテキストの形にして掲載すること。
それがない今の状態では、自社のホームページが何のホームページなのかがあまり検索エンジンに伝わっていません。
 
クローラー
このホームページは、仔牛の体温に関係する商品を販売しているページだな
 
ということが検索エンジンに伝われば、仔牛の健康や体温について調べている人の検索結果に表示されるチャンスが出てくるのです。
 
少なくとも、テキストでの情報をもっと増やさなくてはいけませんし、欲を言えばもっと自社のお客様が関心を持つような内容をホームページに掲載していきたいところです。
 

ブログは日記?文章力が必要?

ホームページの中のテキストを増やすのに最適なのが、ブログを書くこと。
 
オオツキweb担当さん
ブログって、日記のようなものですよね?
オオツキweb担当さん
文章力にも自信がないし、何を書けば…

そのような心配をされる方も多いです。
 
しかし、オオツキさんは、ご自分なりにFacebookやインスタグラムでこまめに発信を行っており、少なくないフォロワーさんをお持ちです。
それは、今までに十分情報発信ができていたという証拠です。
 
ブログだからと言って、気負う必要はありません。
SNSに書いているような内容を書いていっていただければいいと思います。
 

SNSの投稿の寿命は2~3日

SNSは、多くの人に一度に情報を届けるにはとてもいいツールです。
しかし、その投稿の寿命は短く、せいぜい2~3日です。
特にFacebookやツイッターで1カ月前に投稿したものが誰かの目に触れることはほとんどないと言ってもいいでしょう。
しかしブログは違います。検索で1年前の投稿を見た人から問い合わせや注文が来ることもあるのです。
 
ただし、それは「自社のホームページ内にあるブログに限る」と考えてください。
アメブロやFC2などの無料ブログはそのパワーは非常に弱いので、新しく始める場合、無料ブログは全くおススメしません。
 


「分からないながらも手探りで」とアグレッシブにSNSを運営されていたオオツキさん。
非常にオリジナリティの高い商品なので、実は個人的には「これホームページがんばったら絶対めっちゃ売れるやつやん!」と思っています。
今回お話させていただいた内容で、もっとホームページを活用していただければと思います。



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