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業種・お仕事内容
中堅企業を対象にしたプロモーション業です。
困っていること・相談したいこと
コロナまでは、営業は ほとんどウェブ経由ではなく、問い合わせが1~3件ほどしかなくても 問題ではありませんでした。ほぼ、自分たちが知っている人や会った人からの紹介や 既存顧客のリピートでした。
でもコロナをきっかけに、地域からでれず、人にも会えません。
よって、ウェブを通じて、営業ができるようになりたいとおもっています。
これをきっかけに、ウェブを通じて、自社のブランド(明確な強みが伝わる事)ができ、コミュニティーができ(SNSやブログ)、問合せを増やしたいです。
。
誰に見てほしいホームページか
まず最初に気になったことはホームページの目的についてでした。
事業内容としては、中堅企業を対象にしたプロモーション業。
この場合のお客さまは誰か、誰に見てもらうためのホームページであるべきかというと、
「自社をプロモーションしたい企業の、経営企画室や広報部の担当者」
になると思います。
ところが内容を見ると、
ご自身がプロモーションされた企業のPRが、そのまま自社のコンテンツのように掲載されていたのです。
コンテンツの内容としては大変面白く魅力的ではありましたが、ターゲットに向けて書かれたものではありません。
このままでは「よし、この会社に発注しよう!」と思わせることは出来ません。
事例となるコンテンツと、ターゲットに向けたコンテンツを区別する
今は、過去の制作事例などがメインのコンテンツになっています。
これをキッチリ「事例」と「自社のサービスの紹介と魅力」に分ける必要があることをお伝えしました。
企業の経営企画室や広報部の担当者が、
ここならウチの会社の魅力を上手く伝えてくれそうだな
こんなことをしてくれるならここに頼みたいな
と思ってくれるような内容をメインのコンテンツとして新しく追加する必要があると思います。
ターゲットとなる企業の担当者が「ここに頼みたいな」と思う内容とは、
・どんなスキルの人がプロデュースしてくれるのか
・どんな人柄の人が担当してくれるのか
・仕事ぶりは丁寧か
・今までのお客さまは満足しているか
・注文したらどんな流れでどんなものが出来上がるのか
・納期はどれくらいか
というような、自分たちが受けられるサービスの質が推測できる情報です。
現在も、ある程度その内容は書いてあるのですが、ユーザーが選んで探さなくては見つからないところに掲載されています。
今後は、ホームページに訪れたユーザーが順番に進んでいくうちに、自動的に自社サービスの魅力が目に入っていくような仕掛けを作ることで、だんだんとターゲットに向いたホームページになっていくのではないかと思います。
BtoBサイトはSNSよりもSEOを強化したほうがよい
BtoBの業種の場合は、SNSなどからの流入ではなく、検索結果からの流入の方が圧倒的に多くなります。企業の担当者は、
「このようなサービスはないかな?」と考えながら、Googleやyahooを使って検索するでしょう。
ですから、SNSを頑張るよりもまずSEOに力を入れることをおすすめします。
その時に、その担当者はどんなキーワードを使って検索するのかを想像し、そのキーワードを自社のサイトに織り込んでいくことが、検索対策としてとても重要です。
今、メインのキーワードとして使われているキーワードは、キャッチコピーとしてはカッコよく魅力的なのですが、実際に担当者が検索するようなキーワードかというと、もっと他にふさわしいキーワードがあることに気付かれました。
SEOを考慮したとき、検索キーワードとして設定するべきなののは、分かりやすく「ベタな」キーワードです。
キーワードを見つける際には今までのお客さまが実際に使っていたキーワードを思い返したり、過去のメールのやり取りから拾ってみるのがいいかもしれません。
また、現状のコンテンツのタイトルにはあまりキーワードが入っていないため、タイトルにキーワードを追加したほうがいいということや、タイトルだけである程度の内容を想像させた方が、検索結果からの流入が多くなることなど、SEOの基本的なテクニックについてもお話しました。
SEOのテクニックはユーザーのために
投稿回数(更新回数)が多い方がSEOに有利だと聞いたことがあるからと、1つの記事を数回に分けて投稿するなどの工夫をされているというお話がありました。何年も前なら、そのような小手先のテクニックも意味があったかもしれません。
しかし今や、たった1日の間に何十億回、何百憶回も世界中で検索が行われ、その検索に対してユーザーがどんな行動をとっているかを分析し続けているGoogleには、ちょこまかしたテクニックなど通用しないと考えるべきです。
SEOというのは、検索エンジンで上位に表示されるためのテクニックです。
しかし、Googkeが望んでいるのは、「ユーザーが満足してくれるコンテンツを作ってほしい」ということ。
例えば1つの記事を読むときに、途中で何度も「次へ>」をクリックする必要があったとしたら、ユーザーは面倒臭くて読むのをやめてしまうかもしれません。
Googleは、そのようなユーザーの行動をみて、その記事が良いものかそうでないかを判別します。
では、記事を長くすればいいのか、長すぎると読みにくく、読んでもらえないのではないか?というと
「ユーザーが読みたいと思うような内容で、飽きずに最後まで読みやすいような長さにして、さらに途中に小見出しや画像を入れて、リーダビリティ、可読性を上げて最後まで読んでもらえる文章にするべき」
ということになります。
また、そのような文章こそがSEOに強い、googleに高評価される文章でもあります。
記事を読んでくれるのはGoogleではなくユーザー、つまりお客さまだということを知ってほしいとお伝えしました。
今回はZoomを使ってのコンサルティングでした。
他人のプロデュースは出来るけれど、自分たちのことはどうすればいいのか分からない、というお気持ちは良くわかります(笑)
この度はご縁をいただき本当にありがとうございました。
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