「実店舗のある釣具店サイトとネットショップのご相談をお受けしました!」集客したい・売上を上げたい中小企業のためのホームページ制作と運営サポート
実店舗のある釣具店サイトとネットショップのご相談をお受けしました!

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[カテゴリ] サポート・コンサルティング事例
[更新日] 2020/5/16

ご相談者様情報

ご相談者
旭株式会社 つり具山陽さま

ウェブサイト つり具 山陽
つり具 山陽


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業種・お仕事内容
釣り用品の販売

困っていること・相談したいこと
弊社の竿工房とへら釣り、スタッフブログで、また釣りの楽しさをアピールできたらと思います。


 
お声かけさせていただいたタイミングで、ちょうど「ホームページをリニューアルしなければ」とお考えだったとのことで、今後どういうホームページにしていくのが望ましいか、というお話をさせていただきました。
 

お客さまはどのような情報が欲しいだろうか?

つり具山陽さまのホームページは、ブログもフェイスブックもしっかりと更新されていて、きっちりと運営されている印象があります。

ただ、いくつかの問題点がありました。
・更新されている内容が、スタッフさんの「●●釣りに行ってきました!」というような釣果情報がメインになっていること
・いろいろな情報があるのに、導線が整理されていないこと

などから、全体的に情報が探しにくくなってしまっているのです。
また、初心者向けの情報が全て動画になっているなど、欲しい情報がパッと見つかる形になっていませんでした。

たとえば
 
お客さま
ちょっと釣りを始めてみたいけど、どんな道具をそろえたらいいのかな?

というような人が見ても、
 
お客さま
うーん、よくわからない。もういいや。

となってしまう可能性があります。

解決する方法として、まず自分のホームページ見てくれる人がどんな人なのか、ターゲットを想定する必要があります。

そのターゲットとなるお客さまがどんな情報が欲しいのか、
つり具山陽さんのホームページを見た人が、どんな気持ちになって、
次にどんな行動を起こしてもらいたいのかを逆算して、内容を作っていくと、

 
お客さま
そうそう、それが知りたかった!
このお店に行けばもっといろいろ教えてもらえそう。
今度の休みの日に行ってみよう!

という気持ちに誘導することも可能になります。

ホームページはお化け屋敷に似ています。
お化け屋敷は入り口から入ると、ポイントポイントに矢印があり、順路を明示してくれています。
お客さまは迷うことなく通るべき部屋を通って出口にたどり着きます。

ホームページの出口は「お問い合わせ」や「購入」です。

ただ、釣り具山陽さまの場合はネットショップの売上増加よりも、お店に直接来て下さるお客さまを増やしたいとのことでしたので、
「お店に行けば相談できる」ということを確実に伝えることを出口(ゴール)にするのがよいのでは?ということをお話しました。

近いうちにリニューアルをするとしても、今できることは何か、というアドバイスとなると、
定期的に更新されているブログの内容を、お客さまが求めているような内容にしていく、ということです。
ブログ記事は、「どんな人」が、「何を知りたくて探してくれるのか」を考えながら書くのがおススメです。

そのとき、タイトルにもお客さまが検索するような言葉(キーワード)を入れたほうがいいこともお伝えしました。


 

スマホ対応は必須になってきています

ホームページの開設以降、一度リニューアルをされているとはいえ、スマホ向けのモバイル対応が行われていないことを大変気にされていました。
これは実際のところ、大きな問題だと言えます。
釣りというカテゴリが「趣味」という位置づけの業種であることからも、

たとえば通勤の途中で
お客さま
週末の釣りの計画立てなくちゃ。楽しみだな!
とか、
食事の後のリビングでのんびりしながら、
お客さま
今使っている道具より、もっとピッタリくるものはないかな?
というように、

ちょっとしたスキマ時間をつかって見られるケースが多いと考えられるからです。
アクセス解析のデータは拝見していませんが、おそらく多くのユーザー(閲覧者)はスマートフォンからでしょう。

2016年頃からGoogleは、「モバイル ファースト インデックス」と称して、スマホからの閲覧の場合はスマホ対応(モバイル対応)されているページを優遇するという施策を行っていますので、スマホ化されていないホームページはスマホからの閲覧の機会を大きく逃している可能性があります。

また最近、スマホ対応をしていないサイトに対してはさらにGoogleの態度が厳しくなりそうだという情報が発表されたことからも、スマートフォンに対応したサイトへのリニューアルを急いでいただきたいところです。

参考
Google、9月から全サイトをモバイル・ファースト・インデクシングに移行 - Engadget 日本版
 

お店のアプリなどはあったほうがいい?

最近では、お店独自のアプリを作るところも多くなってきました。
自店でもアプリを作ったほうがいいだろうか、というお尋ねがありましたが、
必要かどうかは、「自分たちが何をしたいか」「お客さまにどんなメリットがあるか」で決めればいいと思います。
といっても、アプリで実現したいのはおそらく次のような内容でしょう。
 
自分たちが何をしたいか
→クーポンの発行
→お知らせの通知
→お客さまの管理・囲い込み

お客さまにどんなメリットがあるか
→タイムリーな釣りの情報が手に入る
→お買い得情報やクーポンが届く
このくらいの内容でしたら、LINE公式アカウントとホームページを上手く組み合わせれば、十分に代用が可能です。

自分のお店のアプリをインストールさせるというのは、結構ハードルが高いものですが、LINEでしたらすでにほとんどの人のスマホに入っていますし、不要だと思えばブロックできるので、気軽に登録してもらいやすいと言えるででしょう。

LINE公式アカウントはすでにお使いでしたが、活用できているとは言えない状況とのことですので、活用方法についてのレクチャーを受けたいとのご相談もいただきました。
リニューアルの際には、LINE公式アカウントとの併用も合わせて作っていくといいと思います。


つり具山陽さまのお店は当事務所から少し遠方であったこともあり、Zoomを使ってのコンサルティングでした。
60分のお時間をいただき、誠にありがとうございました。
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