大切なあなたへ。
「ネット集客は愛です」を信条とする神戸のWEB集客コンサルタント、ナンバユキコです。
よろしければ本日も少しお付き合いください。
「ホームページの内容を修正したいんですけど、ログインなどに関する情報がわからず修正ができなくて困っているんです…」
そんな感じで、ログイン情報が分からないというご相談を受けることがあります。
制作したホームページ制作会社が廃業してしまっていたり、連絡先が変わっていたり、何らかの理由で疎遠になり連絡しにくくなってしまっていたりして、確認もできない。どうしよう。
そういうケースです。
「そんな奴おらんやろ〜」と思うかもしれませんが、案外おられます。
(私がお困り事解決を謳っているからかもしれませんが)
大抵の場合、
「ホームページ制作会社にすべて一任していたんです。」
「全部ホームページ制作をしてる〇〇さんがやってくれていたから」
と仰います。
「ほんのちょっと、ここだけ修正するだけなんだけど、何とかならない?」
とおっしゃられるのですが、情報がわからないことにはどうすることもできません。
とはいえ、
「会社の住所や電話番号を変更したい」
「店舗の営業時間が変更になったので修正したい」
「法規制の変更に伴い、情報を更新する必要がある」
などの場合、必ず修正する必要がありますよね。
そういった場合に考えられる対処法をお伝えしていきます。
と思うかもしれませんね。
多くの場合、ホームページ(WEBサイト)はレンタルサーバー上にデータが置かれ、ドメインという住所がつけられています。
そのレンタルサーバーやドメインの契約者が自社である場合と、制作したホームページ制作会社などが契約者として管理している場合があります。
「全部ホームページ会社に任せていたからわからないよ」
「ウチでサーバー費とか払っている覚えはないけどなあ」
そんな状態でもひとつひとつ手がかりを探っていってください。
メールやメッセージを送っても返信がない場合は電話で、
電話に出てもらえない場合でも番号がわかっているのであればショートメッセージなどを使って何とか連絡を取ることを試みてください。
何らかの理由で連絡を取りにくい間柄になっていたり、制作会社の担当者が居なくなっていたり、事業形態が変わるなどして丁寧に対応してくれなくなったりしていることがあるかもしれませんが、とにかくどうにかして連絡を取る方法を模索してください。
特に過去にメールでホームページ制作会社とやり取りした履歴があれば、その中に情報があるかもしれません。丹念に探してみてください。
検索キーワードとしては、
「ホームページ制作会社名」「担当者名」
「自社サイトのURL」
「ログイン情報」「アカウント情報」
「サーバー」「ドメイン」
「ユーザID」「ログインID」
「パスワード」「Password」「PW」
「FTP」
「管理画面」
などです。
使っているサーバーやドメインを取得した管理会社がどこだったか覚えている場合は、その名前でも検索してみてください。
また、ブラウザやその他の「パスワード管理ツール」の中にログイン情報などを保存していないかも確認してください。
まずは、WHOIS検索ができるウェブサイトにアクセスします。
例)Whois検索|ドメイン取るならお名前.com
※ほかにもWHOIS検索で調べたら色々出てきます
WHOIS検索のページに行ったら、調べたいドメイン名(例: example.com)を入力し、検索ボタンをクリックします。
なんだか難しそうな一覧が出てくると思いますが、必要なのは以下の情報です。
Registrar(レジストラ): これがドメインの管理会社の名前です。例えば「お名前.com」「Xserverドメイン」というような名前が表示されます。
Registration Date(登録日): ドメインが最初に登録された日です。
Expiration Date(有効期限): ドメインの有効期限です。
Registrant(登録者): ドメインを所有している人や組織の情報です(個人情報保護のために非表示になっている場合が多いですが、ここにホームページ制作会社や自社の名前が入っている可能性があります)
直近5年以内くらいの「通信費」について調べてみてください。
ホームページ制作会社と連絡などのやり取りがない場合は、サーバーやドメイン管理会社への支払いがないかをよく調べてください。
ホームページ制作会社と疎遠になっていると勝手に思っていたら、制作会社への年1回数千円の支払いがクレジットカードの自動支払いで続いていた、というケースがありました。(税理士さんは知っていたが経営者さんは認識していなかった)
支払いの情報が見つかれば、管理者(契約者)が誰なのかが明確になります。
ホームページ制作会社に費用を払っているのであれば、管理者はホームページ制作会社です。
この場合は、何が何でも連絡してください。お支払いが発生しているので、もし返事が遅かったとしても、全く連絡がつかないということはないのではないかと思います。
一方で、レンタルサーバーやドメイン管理会社に自分で支払いを行っていることがわかった場合は、ホームページの管理者(契約者)は自分ということになりますので、自分で情報を調べなくてはいけません。
管理者が自分だとわかったら
管理者が自分だと言うことがわかり、どこのサーバーを使っているのか、どこでドメイン管理をしているのかが分かりました。
そのうえで、いくら調べてもログインなどの情報が見つからないという場合は、管理会社に直接問い合わせてみるという方法を試してみます。
管理しているサーバーやドメイン管理会社のお問い合わせ窓口などに問い合わせてみましょう。
登録しているメールアドレスや住所などから本人確認を行い、住所地に郵送する形で情報を開示してくれたケースがあります。
サーバーやドメインの情報は分かるが、
この場合は、サーバーのコントロールパネルにログインさせていただくことができれば、なんとかなります。
WordPress のデータの中の、ユーザー名やパスワードを管理している部分を操作することで、ログインできるようになります。
ホームページのサーバーやドメインのIDやパスワード、
これは多くの方が頭を悩ませている問題の一つかもしれませんね。
私は多くのサイト情報を扱っていますので有料のパスワード管理ツールを使っています。
管理も楽になりますし、安心ですし、最近はネコも杓子もログイン、パスワードが必要な世の中ですから、まあ必要経費だと思っています。
年間で4~5,000円くらいです。(ドル換算なので変動します)
お客さまには、一覧にしたものをパスワード付きPDFにしてお渡しすることが多いです。
(ご自身でドメインやサーバーを取得していただいた方などはその限りではありませんが)
特にインターネット周り、パソコン回りに苦手意識を持たれているお客さまには、その他の注意点などと一緒に印刷して保管していただくようにお願いしています。
印刷は盗難のリスクがある、セキュリティ上良くない、なんて言いますけど、パスワード情報などがわからなくなるリスクとどちらを選ぶのかという話になってくると思うので、私は印刷して置いておくことをおすすめしています。
最近、続けて管理情報がわからない問題が発生したことを受けまして、もしかしたら他にも同じような方がおられるのではないかと思って書いてみました。
基本的にはこんな情報がお役に立つことなんてないことを願っていますが、本当に困っている場合に限り、問題を解決できるヒントになればいいなとも思っています。
「ネット集客は愛です」を信条とする神戸のWEB集客コンサルタント、ナンバユキコです。
よろしければ本日も少しお付き合いください。
「ホームページの内容を修正したいんですけど、ログインなどに関する情報がわからず修正ができなくて困っているんです…」
そんな感じで、ログイン情報が分からないというご相談を受けることがあります。
制作したホームページ制作会社が廃業してしまっていたり、連絡先が変わっていたり、何らかの理由で疎遠になり連絡しにくくなってしまっていたりして、確認もできない。どうしよう。
そういうケースです。
「そんな奴おらんやろ〜」と思うかもしれませんが、案外おられます。
(私がお困り事解決を謳っているからかもしれませんが)
大抵の場合、
「ホームページ制作会社にすべて一任していたんです。」
「全部ホームページ制作をしてる〇〇さんがやってくれていたから」
と仰います。
「ほんのちょっと、ここだけ修正するだけなんだけど、何とかならない?」
とおっしゃられるのですが、情報がわからないことにはどうすることもできません。
とはいえ、
「会社の住所や電話番号を変更したい」
「店舗の営業時間が変更になったので修正したい」
「法規制の変更に伴い、情報を更新する必要がある」
などの場合、必ず修正する必要がありますよね。
そういった場合に考えられる対処法をお伝えしていきます。
---もくじ---
自社のホームページが、誰のものかを確認する
自社のホームページなのに「誰のもの」ってどういうこと?と思うかもしれませんね。
多くの場合、ホームページ(WEBサイト)はレンタルサーバー上にデータが置かれ、ドメインという住所がつけられています。
そのレンタルサーバーやドメインの契約者が自社である場合と、制作したホームページ制作会社などが契約者として管理している場合があります。
「全部ホームページ会社に任せていたからわからないよ」
「ウチでサーバー費とか払っている覚えはないけどなあ」
そんな状態でもひとつひとつ手がかりを探っていってください。
ホームページ制作会社や担当者に連絡がつかないか試してみる
一番良いのが制作者と連絡がついて情報をもらえることです。メールやメッセージを送っても返信がない場合は電話で、
電話に出てもらえない場合でも番号がわかっているのであればショートメッセージなどを使って何とか連絡を取ることを試みてください。
何らかの理由で連絡を取りにくい間柄になっていたり、制作会社の担当者が居なくなっていたり、事業形態が変わるなどして丁寧に対応してくれなくなったりしていることがあるかもしれませんが、とにかくどうにかして連絡を取る方法を模索してください。
パソコンの中のファイルやメールから情報を探してみる
パソコンの中にあるファイルや、過去のメール、メッセージの履歴にホームページに関する情報の記載がないか検索で探してみてください。特に過去にメールでホームページ制作会社とやり取りした履歴があれば、その中に情報があるかもしれません。丹念に探してみてください。
検索キーワードとしては、
「ホームページ制作会社名」「担当者名」
「自社サイトのURL」
「ログイン情報」「アカウント情報」
「サーバー」「ドメイン」
「ユーザID」「ログインID」
「パスワード」「Password」「PW」
「FTP」
「管理画面」
などです。
使っているサーバーやドメインを取得した管理会社がどこだったか覚えている場合は、その名前でも検索してみてください。
また、ブラウザやその他の「パスワード管理ツール」の中にログイン情報などを保存していないかも確認してください。
★自分のサイトのドメインの管理会社を調べる方法
ドメインの管理会社を調べるためには、「WHOIS(フーイズ)」というサービスを使えます。これは、ドメイン名に関する情報を公開しているデータベースです。このサービスを使ってドメインの管理会社を調べることができます。まずは、WHOIS検索ができるウェブサイトにアクセスします。
例)Whois検索|ドメイン取るならお名前.com
※ほかにもWHOIS検索で調べたら色々出てきます
WHOIS検索のページに行ったら、調べたいドメイン名(例: example.com)を入力し、検索ボタンをクリックします。
なんだか難しそうな一覧が出てくると思いますが、必要なのは以下の情報です。
Registrar(レジストラ): これがドメインの管理会社の名前です。例えば「お名前.com」「Xserverドメイン」というような名前が表示されます。
Registration Date(登録日): ドメインが最初に登録された日です。
Expiration Date(有効期限): ドメインの有効期限です。
Registrant(登録者): ドメインを所有している人や組織の情報です(個人情報保護のために非表示になっている場合が多いですが、ここにホームページ制作会社や自社の名前が入っている可能性があります)
支払いの情報を探してみる
ホームページが問題なく表示されているということは、誰かがサーバーやドメインの費用を払っているということです。直近5年以内くらいの「通信費」について調べてみてください。
ホームページ制作会社と連絡などのやり取りがない場合は、サーバーやドメイン管理会社への支払いがないかをよく調べてください。
ホームページ制作会社と疎遠になっていると勝手に思っていたら、制作会社への年1回数千円の支払いがクレジットカードの自動支払いで続いていた、というケースがありました。(税理士さんは知っていたが経営者さんは認識していなかった)
支払いの情報が見つかれば、管理者(契約者)が誰なのかが明確になります。
ホームページ制作会社に費用を払っているのであれば、管理者はホームページ制作会社です。
この場合は、何が何でも連絡してください。お支払いが発生しているので、もし返事が遅かったとしても、全く連絡がつかないということはないのではないかと思います。
一方で、レンタルサーバーやドメイン管理会社に自分で支払いを行っていることがわかった場合は、ホームページの管理者(契約者)は自分ということになりますので、自分で情報を調べなくてはいけません。
管理者が自分だとわかったら
サーバーやドメイン管理会社に問い合わせてみる
管理者が自分だと言うことがわかり、どこのサーバーを使っているのか、どこでドメイン管理をしているのかが分かりました。そのうえで、いくら調べてもログインなどの情報が見つからないという場合は、管理会社に直接問い合わせてみるという方法を試してみます。
管理しているサーバーやドメイン管理会社のお問い合わせ窓口などに問い合わせてみましょう。
登録しているメールアドレスや住所などから本人確認を行い、住所地に郵送する形で情報を開示してくれたケースがあります。
サーバーやドメインの情報は分かるが、
Wordpressのログイン情報が分からない場合
この場合は、サーバーのコントロールパネルにログインさせていただくことができれば、なんとかなります。
WordPress のデータの中の、ユーザー名やパスワードを管理している部分を操作することで、ログインできるようになります。
ホームページのサーバーやドメインのIDやパスワード、
その他の管理情報はどう保存するか
これは多くの方が頭を悩ませている問題の一つかもしれませんね。私は多くのサイト情報を扱っていますので有料のパスワード管理ツールを使っています。
管理も楽になりますし、安心ですし、最近はネコも杓子もログイン、パスワードが必要な世の中ですから、まあ必要経費だと思っています。
年間で4~5,000円くらいです。(ドル換算なので変動します)
お客さまには、一覧にしたものをパスワード付きPDFにしてお渡しすることが多いです。
(ご自身でドメインやサーバーを取得していただいた方などはその限りではありませんが)
特にインターネット周り、パソコン回りに苦手意識を持たれているお客さまには、その他の注意点などと一緒に印刷して保管していただくようにお願いしています。
印刷は盗難のリスクがある、セキュリティ上良くない、なんて言いますけど、パスワード情報などがわからなくなるリスクとどちらを選ぶのかという話になってくると思うので、私は印刷して置いておくことをおすすめしています。
最近、続けて管理情報がわからない問題が発生したことを受けまして、もしかしたら他にも同じような方がおられるのではないかと思って書いてみました。
基本的にはこんな情報がお役に立つことなんてないことを願っていますが、本当に困っている場合に限り、問題を解決できるヒントになればいいなとも思っています。
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