「「とりあえずFacebook(Instagram)広告出してみる」のやめてマジで」WEB集客サポートとホームページ制作|まねきねこ企画【中小企業・個人事業主専門】
「とりあえずFacebook(Instagram)広告出してみる」のやめてマジで

「とりあえずFacebook(Instagram)広告出してみる」のやめてマジで

[カテゴリ] SNS
[更新日] 2024/8/13
大切なあなたへ。
「ネット集客は愛です」を信じて疑わない神戸のWEB集客コンサルタント、ナンバユキコです。
よろしければ少しお付き合いください。

 
「とりあえずMeta広告(Facebook・Instagram広告)を自分でやってみてるんですけど、効果出ないんですよね。効果を出すコツとかありますか?」

というご相談を受けることがあるのですが、ちょっと待って、今すぐやめてください。
 
FacebookやInstagramなどのSNS広告は、とても手軽に始められるので、特に中小企業や個人事業主の方にとっては代理店などに頼らず自分でチャレンジできる、使いやすい広告です。

広告出稿のハードルが低く、少額からでも実施できるため、「とりあえずやってみよう」という軽い気持ちで広告を出すケースが多く見受けられます。
 
でも、ちょっと待ってください。「とりあえず出してみる」という姿勢で始めると、思わぬ落とし穴に陥る可能性があります。

というか、ご本人的には「思わぬ」かもしれませんが、少しでもマーケティングをかじった人にしてみたら「そりゃーその穴に落ちるよね」というくらい明確な落とし穴に転がり落ちます。

今回は、その落とし穴の解説と共に、広告の効果を出すためのポイントについて詳しくお伝えします。

SNS広告の手軽さとでっかい落とし穴

SNS広告は、誰でも簡単に始められるため、特にネット集客の初心者にとってはかなり魅力的です。

SNS運営のように毎日どんなネタを出せばいいのか頭を抱えながら投稿する必要もなく、簡単な設定で自分の商品やサービスを広く発信できるので、多くの人が気軽に挑戦しています。

しかし、ここで問題となるのは、「戦略の欠如」です。

 「手軽に始められる」という点に甘えて、戦略を立てずに広告を出稿すると、効果が全く上がらず、結果として広告費が無駄になってしまうことが多い、というか十中八九広告費を垂れ流すだけで効果が得られないという結果に終わってしまいます。

 

効果が出ない理由の一例

例えば、「とりあえず出稿」された方の広告のリンク先としてよくあるのが、自社のホームページのトップページです。

広告をクリックしたユーザーは、いきなり会社のホームページのトップページに連れて行かれるということです。

出稿した企業側としては
「ホームページには全部の情報が載っているし、欲しい情報を選んでもらえるから」と思うかもしれませんが、そうは問屋が卸しません。
 
飛ばされたユーザーにしてみたら、いきなり連れてこられたトップページには多くの情報が詰め込まれており、自分が欲しい情報がそこにあるのかどうかが「パッと見」では分かりません。

もしその情報があったとしても辿り着くまでに手間がかかるので、ユーザーはわざわざ情報を探したりせず「戻る」ボタンを押すか「×」ボタンでページを閉じてしまいます。

特に、トップページが特定の商品やサービスに特化していない場合、ユーザーは何をすべきか迷ってしまい、結局は何の行動も起こさないのです。

 

ユーザーの行動を促す仕掛けがない

広告の目的は、ユーザーに何らかの行動を促すことです。
購入や申し込みなど、最終的なゴール(コンバージョンと言います)に到達するためには、ユーザーが「行動したい」と思うような仕掛けが必要です。

 しかし、「とりあえず始めた」方の多くは、そのような仕掛けを用意していません。

ユーザーの気持ちの動きを考慮せずに広告を出稿し、その結果としてコンバージョンにつながる行動が全く発生しないという事態に陥ります。

広告をクリックしたユーザーが「この商品が欲しい」「このサービスを利用したい」と感じるような情報の提供と導線設計が必要なのです。

 

ユーザーの気持ちを動かす仕掛けとは

広告で効果を得たいのであれば、ユーザーの気持ちを理解し、その心理に応じたアプローチを行うことが求められます。ユーザーが広告を見た瞬間から、行動を起こすまでの流れをしっかりと設計する必要があるわけです。
 
例えば、広告からのリンク先を、自社のホームページではなく特定の商品ページやランディングページに設定することで、ユーザーは、「次に何をすべきかが」明確になります。

なぜならそこには「購入ボタン」や「問い合わせボタン」がわかりやすく設置されていて、自分が「次に何をすべきか」を判断する必要がないからです。判断するのは「注文するか、しないか」だけになります。

また、そのページの中に、ユーザーが興味を持ち行動を起こしたくなるようなコンテンツを配置しておかなくてはいけないということもお分かりになると思います。

 コンテンツを見るユーザーの心の中には期待や不安など様々な感情が渦巻いています。

それを事前に予測し、その時々の感情に応える形でコンテンツを用意しておき、自然に購入や申し込みに繋がるような導線を構築することで、初めて出稿した広告の効果が出るということになります。

そのような導線づくり・仕組み作りについてはこちらもご参考にしてください▼



 

まとめると

SNS広告は、手軽に始められるからこそ、戦略を持たず「とりあえず」で始めてしまうことがあります。
でも、それだと広告費を垂れ流すだけの結果に終わってしまうことが大半です。

これは、はっきりと目前に広がる落とし穴です。
落とし穴を回避するにはしっかりと戦略を練っておく必要があります。

広告を出す際には、自分で運用する場合でも、ユーザーの行動をしっかりと考えた導線を構築することがマジでめっちゃ大切です。

ユーザーの気持ちを動かし、最終的に行動に結びつけるための仕掛けを用意してから広告を出すことで、初めてその効果が得られるということを理解していただければと思います。
 
ですので、今「とりあえず」で広告を出稿していて効果が出ていない方、これからSNS広告を始めようと考えている方は、ぜひまず一度立ち止まり、しっかりとした戦略を練った上で取り組んでみてください。
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