「ネット集客の鉄板セオリーを解説してみた|興味関心・中期編」WEB集客サポートとホームページ制作|まねきねこ企画【中小企業・個人事業主専門】
ネット集客の鉄板セオリーを解説してみた|興味関心・中期編

ネット集客の鉄板セオリーを解説してみた|興味関心・中期編

[カテゴリ] 集客ファネル・仕組み化
[更新日] 2024/8/29
大切なあなたへ。
「ネット集客は愛です」で覚えてほしい神戸のWEB集客コンサルタント、ナンバユキコです。
よろしければ少しお付き合いください。
 


WEB集客をうまくいかせるためには、
お客様の心の動きを理解し、
それぞれの気持ちのステップに合わせたツールやコンテンツを準備しておくことが必要です。

その集客のステップを「集客ファネル」と呼ぶのですが、




その集客ファネルを構築するにあたって、

「どのタイミングでどんな発信をすればいいのか」
「どのツールでどんな内容の投稿をすればいいのか」
と悩んでしまう方のために、

ステップ別の発信内容を具体的にお伝えしています。

今回は、「興味・関心」のフェーズについてなのですが、
私は、この興味関心のフェーズには、前期、中期、後期があると思っています。

前期は、単純に情報を集めている状態。
中期は、もっと知りたいと情熱的に情報を求める状態。
後期は、買いたい!欲しい!という気持ちになる状態。



前期のフェーズで
「ちょっと興味があるな」くらいの熱量の人が、
気持ちを掻き立てられて積極的に情報を求め始めたときに接するのがこの「興味・関心」の中期フェーズです。

というわけで今回は
「興味・関心」中期フェーズについてのお話をしていきたいと思います。

ここでお伝えする内容がすべてではありませんが、
多くの場合にマッチするパターンだと思いますので、
ご参考にしていただければと思います。  

お客様の心の動きを確認しておきましょう

毎回掲載していますが、ネット集客の流れは、恋愛と同じで次のような流れで進みます。




まず出会って興味を持ち、
中身を知って、
どんどん好きになって、
欲しくなって
途中でいろいろ迷いがあって、
最後にゴールにたどり着く。


この、それぞれの段階で、
それぞれに合った適切な情報を提供していくのが集客戦略です。

 

お客様が好感度を増し、関係を深める段階

「興味・関心」の中期段階は、
気持ちの動きのフローで言うと「どんどん好きになる」フェーズです。

あなたの商品やサービス、または、あなた自身のキャラクターなどに関心を持ったお客様が、
前期段階で提供した情報を得ることで、
好感を持ち、もっと情報を知りたいと思うようになった状態です。

多くの場合、
この段階では心理的効果である「ザイオンス効果」が働いている状態になっています。

ザイオンス効果とは、
接触する回数の多いもの、
接触する頻度が高いものに対して、
その対象に対する好感度や親しみが高まり、
心を開いてしまうという心理効果のことです。

この現象は、ロバート・ザイオンスという心理学者が
論文で発表したことから「ザイオンス効果」とよばれ、
日本語では「単純接触効果」とも呼ばれます。

例えば、CMで繰り返し見かける商品や、
何度も会う人に対して自然と好意を持つようになることが典型的な例です。

これまでに提供してきたいくつかの情報によって、
少しずつお客様の好感度は上がっていっています。

そして、この段階では、
「他にもっと自分にとって良いと思える、心地よいと思える、納得感を持てる、共感を持てる、好感を持てるような情報がないか」を探します。

何かに対して好感を持つ、という感情には快楽が伴います。
お客様はその快楽を求めて情報を探そうとする
のです。

 

ネット集客における「興味・関心」の中期段階に適したツール

興味関心の中期まで来ると、
お客様はこちらに対して少し心を開いた状態になっています。

そのため、「プッシュ型」のプロモーション を受け入れられる体制になっています。

 プッシュ型のプロモーションとは、
「こちらから押して情報を届ける」方法です。

企業が積極的に顧客にアプローチし、
商品やサービスを認知させる手法です。

具体例には、LINE公式アカウントでのメッセージ配信、
メールマガジン、テレビCM、チラシ広告などがあります。

お客さまは欲しいと思っていなくても
情報を受け取ることになるのが特徴で、
即時にメッセージを伝えるのに効果的ですが、
お客様が心を開いていない状態だと、受け入れてもらえない可能性が高いです。


「プッシュ型とは反対に、
「プル型」のプロモーションもあります。

プル型のプロモーションとは
「お客さまから引っ張るように情報を得てもらう」方法で、
お客さまが自ら興味を持って情報を見つけてくれるのを待つ手法です。

SEO対策を施したホームページやブログ、
SNS投稿、YouTube動画などが挙げられます。

要するに、プッシュ型は
「こちらから届ける」、
プル型は「お客様が探して来る」
アプローチの違いがありますが、
この段階に来て「プル型」を受け入れる体制が整ってきたと言えます。

 

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントは、
日常的に使われているLINEを活用して、
お客様とのつながりを深めることができる便利なツールです。
LINEは国内での普及率が非常に高く、使い方も簡単です。

LINEのメッセージは、プッシュ通知としてスマホに直接届くので、
他のツールに比べてお客様に情報が届く確率が高いことが特徴です。

また、全体に対する1対多の一斉送信メッセージでも
「〇〇さん」というような
呼びかけを差し込むことが可能ですので、
お客さまとの親密度や好感度を高めやすいツールです。

 

メールマガジン

メールマガジン(メルマガ)は、
企業や個人が定期的に情報をメールで配信する方法です。

こちらもLINEと同様にお客様の受信トレイに直接メールを届けるので、
顧客との関係を築くのに役立ちます。

特に、BtoBの場合のユーザーは
会社でPCを開きメールを確認することがほとんどなので、
情報が届けられやすく、効果が高い
ツールです。

また、メルマガにも「〇〇様」というような個別の呼びかけを差し込むことができます。

 

SNS投稿による新鮮な情報発信

SNS は入り口となることもありますが、
継続して新鮮な情報を投稿し続けることで、
ザイオンス効果が強く働き、
高い好感を得られる可能性も高まります。

この状態をいわゆる「ファン化」といい、
好感度の高い状態になると最終的な購買や成約に至る確率が高く
なります

「SNSでお客様をファン化する」と言ったりするのは、
この状態まで連れてくることを言います。
 

ブログによる新鮮な情報発信

ブログも SNS と同じく、
どんどん多くの情報を発信することで、
お客様は数多くの情報を目にして、ザイオンス効果が働くことになります。

ブログ と SNS の違うところは、圧倒的な情報量の多さです。

多くの情報に触れることで好感度が増しますが、
それに加えて「情報量が多い=専門的である」とということをイメージさせるため、信頼を得やすくなります。

また多くのブログは
自社のホームページとリンクしていることが多いので、
信頼性の高い自社ホームページを見てもらえる可能性もあり、
さらに好感度や信頼度が高まります。

 

「興味・関心」の中期段階に適したコンテンツ

コンテンツの内容で言うと実は、
前期段階と後期段階ではそれほど変わりがありません。

例えば商品やサービスの特徴、メリット、使い方などのわかりやすい説明、
お客様の感想や成功事例など、
自分が購入した時に、どんな幸せが待っているかをイメージさせるコンテンツ、

特定の問題や課題についての専門的な解決案、
そして開発秘話や失敗談、苦労話などの共感を得られるストーリーなど
商品やサービス、もしくはあなた(会社)自身についてを発信していき、好感度を高めます。

 

ネット集客3つ目のフェーズ「興味・関心」の中期は好感度を高める

「興味・関心」の中期段階は、ネット集客ファネルの第3ステップです。
少しづつ興味を持ち始めたユーザーに対して、
積極的に好感度を上げていくための情報を提供します。

特に有効なのが、LINEやメルマガを使って
「プッシュ型」のメッセージを届けること。

これによってお客様の好感度が高まり、
次の「欲しくなる」段階へと移行していくのです。


というわけで、次回は、「欲しくなる」フェーズです。

ではまたね。
 
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