ネット集客は愛。集客プロセスと恋愛プロセスも一緒だから下手なナンパしないで
ネット集客は愛です。集客プロセスと恋愛プロセスも一緒。という話

ネット集客は愛です。集客プロセスと恋愛プロセスも一緒。という話

[カテゴリ] 集客ファネル・仕組み化
[更新日] 2024/8/26
大切なあなたへ。
「ネット集客は愛です」で覚えられたい神戸のWEB集客コンサルタント、ナンバユキコです。
よろしければ少しお付き合いください。
 

前回、集客ファネルについて、具体例を挙げて解説しました。

集客ファネルの構築は、よくテクニック論として解説されていると思います。
私の投稿でなくても、いろんなところで詳しく説明されているものがあるのですが、
そのノウハウ解説の中に書かれていないことが多い、絶対に忘れてはいけない要素があります。

それは、お客様の気持ちについて、
どんな風に考えているかということです。


実際に、お客様の気持ちを考えながらファネルを構築して、反応を見ながら改善を繰り返していく過程では、おのずと

「この行動をするお客様の気持ちってどうなんだろう?」
ということを考えるようになるのですが、


「集客ファネルってそういうことなのか、順を追って、お客様に情報を提供するんだな」
「まずはどんな情報を提供したらいいのかな」

という最初の段階では、お客様の気持ちを考えろと言われても、
なかなか想像がつきにくいのではないかと思います。

そこで、私が自分のクライアントさんにお伝えしている解説で、
「めっちゃわかる!」

と、言っていただけている説明があるので、今日はそれを書きたいと思います。

 

ネット集客は愛。集客プロセスは恋愛プロセス。

何度も言ってしつこいようですが、「ネット集客は愛」です。

そして、集客のプロセスは、恋愛のプロセスと同じなのです。

例えば、何かの商品に
衝撃的に一目惚れをして購入してしまうというエピソードがありますよね。

無意識のうちに、購買行動は恋愛だと言うことを、みんな分かっているのです。

じわじわと育んでいく愛もあるし、
衝撃的に一目惚れをして
購入してしまう場合もあります。

それは、価格が高いかどうかに関わらないこともあります。
(少し前に、私の旧来のネット友達が、トヨタのシエンタという車に一目惚れして衝動買いしてしまったと、Facebookに投稿していましたから…)


さて、その恋愛のプロセスと
ファネルとの関係を具体的に説明する前に、
私がいつも自分のお客様にお見せしている図がありますので、紹介します。

この図のうち、
上のフローはもう10年以上前に作ったものだったと思うのですが、
後になって下の図が追加されました。
 


この図を見ていただければ、
なんならこの後の解説は
必要ないくらい一目瞭然だと思うのですが、

お客様が何かを買うときの気持ちの動きと、
恋愛のときの気持ちの動きは
基本的に同じなんです。


まず出会って、
興味を持って、
よく知るようになって、
どんどん好きになって、
途中でいろいろ迷いがあって、
最後にゴールにたどり着く。

出会ってから、
知ったり迷ったりする部分が
小説や漫画やドラマ、映画なんかになったりするわけですが、

乱暴に単純化してしまえば、
ほとんど全部がこういう流れなんです。

さて、ここで問題です。

出会ってすぐの女性、または男性に、
いきなりキスを迫ったり、
ホテルに誘ったり、
結婚を申し込んだりする人はどのくらいいるでしょうか。


まぁ、あんまりいませんよね。

 

あなたの集客は下手なナンパになっていませんか?

普通、恋愛をする相手とは、
出会ってから、
色々と心を砕き気を遣いながら
少しずつ関係性を作り、
共感し合い、
心が通じ合い、
同意が得られそうになった頃合いを見計らってその次のステップへ進みます。


でも、集客に関してはどうでしょうか。

実に多くの販売者の方が、出会ったばかりの人に対して、購入や契約を求めるアプローチをしてしまっています。

ネット集客の「出会い」というのは、
例えばSNSで初めてその商品を見たり、知ったりするステップです。
そのステップにこんな風に書いてしまう。

「この商品はとても良いんです。どうですか?」
「このサービスは〇〇出来るんです。いかがですか?」


これって、
出会ったばかりの人にいきなり

「あの、私こんなに良いところがあるんですがキスしませんか?」

って、唇尖らせながら言っているようなものなんです。


言い方がいくら丁寧でも、
「なにこの人?!」ってドン引きしますよね。

 

集客でアプローチをすべきタイミングって?

私の知人に、ナンパスクールの講師をやっている青年がいます。
(世の中にはいろんな仕事がありますね)

彼曰く、ナンパは、
天然の人たらしのような人でない限りは、
しっかりロジックを持って行わなければうまくいかない
そうです。


声をかけるタイミング、
接触する角度、視線、
話しかけるキーワードなどを厳選し、
何度も実践で練習を重ねることで
相手との距離感がわかってきて、

やっとお持ち帰りできる確率が上がっていくそうです。

まあ、お持ち帰りの良し悪しは別として(笑)


あなたは、
そんなに高度なテクニックを持った集客ナンパ師でしょうか?

…多分違うと思います。

で、あるならば、 
いきなりキスを迫ったり、
いきなりホテルに誘ったりするような、
そんな集客をしてはいけないのです。

 

いかがですか禁止令

私は、クライアントさんによく
「いかがですか禁止令」を出しています。

商品を紹介するページにおいてさえ、
「いかがですか?」という投げかけは、
あまりにもぐいぐいと迫られているような気がするアプローチ
なのです。

「まだ欲しいかどうかも判断できていないうちから買わされる!」というような拒否感を覚え、

「ちょっといいな」と思っていたお客様までもがドン引きして逃げ去ってしまうくらいのマズイパワーがあります。


ですので、あくまでも冷静に、
買ってほしい下心を隠しながら、
少しずつ関わりを増やして警戒心をなくし、
親切にしてお客様の心を開き、

「あなたが望んでくださるなら、いつでも応えますよ」
みたいな懐の深い雰囲気を醸し出しながら手を大きく広げ、
いつ「購入します!」と言われてもすぐに対応できる環境を整えておくことが大切なんです。


もちろん、単に待っているだけではありません。

恋愛に煮えきらない相手を落とすための会話術などがあるように、
集客にも、購入に踏み切れない相手を決断させるための投げかけや仕掛けなどがあります。

ただ、それもタイミングが大切なんです。

 

ポチらせるLPの高等テクニック

「いきなり迫るのがNGなのはわかった!
でも、実際のところ、SNS見てて気づいたらポチって(購入して)しまってることもあるよね?」

「それっていきなり買わせてるってことだよね。どういうことなの?」

と思うかもしれません。

実はそれこそが、まさにロジカルナンパ師の手に落ちてしまった、いたいけな小娘ちゃん状態なんです。


おそらくあなたは、
その「ポチッてしまった」行動の前に、

巧みに張り巡らされている集客ファネルの導線を、相手の思惑通りにたどっているはずです。
そして気づいたら最終の購入というゴールにたどり着くという状態になっているということなんです。

それにはSNSや広告、LP、LINEなど、
さまざまなツールが使われていることもあれば、
シンプルな導線の場合もあると思いますが、

まず間違いなく仕掛けられた集客ファネルに乗せられていると考えていいと思います。

特によくできたLPというのは、
高等テクニックを持ったロジカルナンパ師です。

当たり障りのない受け答えをしているつもりが、
気づくと一緒に付いていってしまっているような、
巧みなコンテンツで人の気持ちを動かすことができるのです。

 

どのタイミングでどんなことを伝えるの?

どの段階で何を伝えるのかと言うのは、
恋愛と同じで、マニュアル通りに行くわけではありません。

が、そこで初めていわゆるテクニック論、ノウハウが役に立つ時が来たわけです。

この後に続けて書こうと思いましたがちょっと長くなってきたので、
具体的なタイミングと発信すべき内容については明日にしようと思います。


ではまたね。
 
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